千葉で遺品整理のご依頼はネクストサービス千葉支店

30代は病気や事故に備えた最低限の心がまえを

結論からいうと、30代からご自身が亡くなる可能性を想定して少しずつ備えるのが効果的です。基本的にいつ始めても大丈夫ですが、30代でも事故や病気による突然死のリスクが想定されます。一般的に、結婚・子どもの出産・転職など、何かと区切りの時期となる場合が多い30代に、人生に不必要なものを整理するのが賢明です。

遺言書や納骨堂との契約は、30代でなくても問題ありません。しかし有料サービスの契約や解約・預貯金をまとめるか分散するかの選択は、この時期からがよいでしょう。残されるご家族の負担を減らすと同時に、ご自身が40代以降に生活しやすくするためにも、この時期から最低限の整理に取り組むことは重要です。

40代～50代には不要なものを整理する習慣を

40代～50代からは具体的な終活を進め、不要なものの整理を始めてください。この年代はご両親が終活を始めている方もいらっしゃるかもしれません。それに合わせて、ご自身も終活へ意識を向け始めるのがよいでしょう。

40代～50代はまだ働き盛りだという方もいます。しかしここで終活に向き合うことで、老後の心配事を減らせます。40歳や50歳のようなキリのよいタイミングをきっかけに、生前整理をしてはいかがでしょうか。

60代～70代は本格的に終活に取り組む時期

60代～70代は本格的に終活を進める年代にあたります。特に、60代の定年を迎えたタイミングで始める方もいるようです。健康なうちに、ある程度いらないものを片づけてください。

若いうちから終活を始めるメリット

50代～60代はもちろん、30代～40代の若いうちから終活を意識するのがベストです。この年代から少しずつ準備を進めておけば、突然の不幸にも備えられます。身辺整理によって過去の行動を振り返ったり、今後のライフプランを明確にしたりすることができます。

また、不要なものを捨てる習慣をつけるだけでも、今後の生活が楽になるでしょう。物の少ない部屋で暮らし続けることで、ご自身の人生において何が本当に大切なのかを前向きに考えられるからです。

デジタル遺品の整理

デジタル遺品には、「有料サービスの解約」「パソコンの処分」などが挙げられます。例えば、近年は月額見放題の有料動画配信サービスが人気です。「契約はしているが動画配信を見る習慣がない」という方は、解約を視野にサービス利用の継続を考え直す必要があります。

また、未使用のSNSアカウントを放置していると、悪用される場合があります。利用していない場合は、アカウントの削除を検討しましょう。

パソコン自体の処分は、専門業者へ依頼をしてデータの初期化だけでなく、ハードディスクを物理的に壊すなど情報漏えい対策を行ってもらうと安心です。これにより不正アクセスの被害を防げます。このようにデジタル遺品の整理は、時間をかけてご自身の生活を見直しながら進めることが大切です。

今後のライフプランを決める

若いうちから「ある年齢までにやりたいこと」「死ぬまでに済ませておきたいこと」などをメモしておくことがおすすめです。書き始めた時点で叶いそうにない場合は、いつまでに実現させるか、そのために何をすべきかを明確にしてみてください。

ライフプランを決めるにあたって、ファイナンシャルプランナーへの相談も一つの選択肢です。やりたいことの実現にお金がかかる場合は、具体的な資金管理のアドバイスをもらってください。ライフプランはすべて実現するとは限りません。しかし計画をするだけでも、今後の生き方の参考になります。

業者から見積もりをもらう

生前整理をご自身で行うのが大変な場合は、業者への依頼を視野に入れて見積もりを取ってください。業者がご自宅に訪れて料金を考えてくれるタイプがよいでしょう。業者によっては、オプションや通常とは違う作業で料金を加算することもあります。お金の打ち合わせは念入りに進めてください。

ご自宅のチェックや見積もり時の印象で、良質な業者を見分けることも大切です。このように、料金相談でも多様なポイントがあります。